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浜松経由アンコールワットからの風

アンコールワット見聞録 

      

                                         投稿者:太田尚美さん(昭和56年卒)

関西国際空港からベトナム、ハノイ経由でカンボジア、シュムリアップ空港に到着。
日本からの直行便がないので、タイやベトナムで乗継です。
それゆえアンコールを訪れる観光客で、日本人は5番目だそうです。

気温30℃ 暖かい!

いよいよ5日間のアンコール遺跡巡りの始まりです!!!



アンコールの遺跡は、9世紀から14世紀に栄えたアンコール王朝時代に建てられた寺院です。
緻密に計算された建造物。細部まで彫られた壁面レリーフの数々。巨大な像などが、町に分散されています。
これがアンコールワットです。


ワットに住んでいる親子猿。
食べ物を求めてゴミ箱を目指しています。


壁面レリーフには当時の人々の様子が描かれています。
これは戦うラーマ王子です。


東メボン寺院。
当時、象を使って持ち上げたそうです。
私のお尻が小さく見えます。


バコン寺院を摘まんでいます。
現地ガイドさんのお薦めのカメラアングルです。




名前は忘れましたが、樹にいっぱいの花を咲かせていました。

とっても綺麗!!!


バンテアイスレイ(女の砦)寺院の東洋のモナリザ。
あちこちで見るデバター(女官・踊り子)の表情は優しく微笑みかけてくれます。


タ・ケウ寺院。
王が建設半ばで亡くなったので石を積み上げたままの状態。
上まで上がれますが、階段がかなり急で一段が高く、私は下で休憩。


ベン・メリア寺院の欄干のナーガ(蛇の神)。
3つの首を持つ象、5つの首を持つ馬など奇数が好まれ、
動物は守り神とされたそうです。


バンテアイ・クディ寺院。
スポアンの樹による侵食の様相はすさまじいものです。


ベン・メリア寺院。
映画『天空の城 ラピュタ』のモデルになったとか・・・


タ・プローム寺院。
市内から車で2時間。
クレーン山(ライチの山)にある源流です。紙幣を入れると見る見る間に
底へ吸い込まれます。新札のほうが吸い込みが早く、葉っぱは浮くだけ
お金のほうが良いのですね。
この源流が川に彫られているリンガ(男性性器・子孫繁栄を意味する)
の上を流れ下っていきます。
聖なる水として人々のもとへ・・・


40分ほど山登りをした先にあるクパルスビアン。
川底に7つの頭を持つ蛇の上に横たわるヴィシュヌ神のレリーフやリンガ。
聖なる水とされる。

電飾されたシュムリアップ川です。
山の源流から流れ下り、人々の水源となっていますね。





アンジェリーナ・ジョリーが、映画撮影の際、パブ・ストリートにある
『レッド・ピアノ』に頻繁に通ったことで有名になった飲食店。
名前の通り店内2階にある赤いピアノです。

朝6時、真っ暗な中、懐中電灯持参でアンコールワットの朝日を期待するが、あいにくの曇り空。
真黒なワットが少しずつ姿を現わします。


カンボジア、シュムリアップは日本でいう京都にあたるそうで、世界各国からの観光客で賑わっていました。
なかには遺跡でマナーを守らない人、レストランで大声でしゃべる人たちがいます。
現地のチケット監視人や物を売る子供たちや女性は
「ありがとう」「こんにちは」
と話しかけてきます。
駆け足で巡ったアンコール遺跡でしたが、現地の日本語を話すガイドさんやドライバーさんのおかげで
有意義な5日間を過ごせました。

27年が皆さんにとってより良い一年でありますように。



ブノンバケンからの夕日
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