関西錦陵会の忘年会の時、同期の溝口君から正式に東京へ転勤が決まったという話を耳にしました。もともと、溝口君は東京勤務で大阪へは1年から長くて2年ほどスポットで来ているとは聞いていたのですが、やはり正式に移動すると聞くと、どことなく淋しいものがあります。
たまたま上橋君と年が明けてから一緒に金剛山を登ってみようかという話をしていたので、そこから溝口君の送別耐寒登山をやろうと話はとんとん拍子に・・・
以下は、当日の詳細と金剛山の素晴らしい樹氷の写真です。どうぞご覧ください。
【まとめ・松本康裕】
新年を迎え、世間も通常業務にもどってきた1月11日(土)。
地下鉄御堂筋線の終点『なかもず』駅に彼らは集結した。小生が車を停めてほどなく姿を現したのは、小生とおなじ堺市内に住む上橋君。
その後すぐに、三浦さん、和田君、溝口君と地下鉄の出口からにこやかな笑顔で集まってきた。
車に乗り込む前に、昼食用のおにぎりでも買い込んで行こうと、駅前のファミリーマートに向かおうとすると
「バーナーと水を持ってきたから、カップ麺でもいけるよ」と上橋君。
さすが、よく気が付くねえ。んじゃあということで、カップ麺やおにぎりなど買って、小生の車に乗り込み、一路金剛山登山口を目指します。
年明け5日頃から、気温が上がり樹氷が見れなくなったと聞いていたのだが、前日から寒さが戻り、11日の朝の金剛山山頂の温度はマイナス5.5℃ 前日、山頂付近で雪が降っていたとのことで、おそらく溝口君にきれいな樹氷の景色を送ることができると、車の中でひそかにほくそ笑んでいたのは小生。
山頂はどれくらい寒いんやろか? 遭難することなんてない? なんて話をしながら車を走らせているうちに、最初の目的地「金剛山登山口」にあっという間に着いてしまいました。
さあ、早速登山開始です。
今回は、千早本道と呼ばれる一般的によく利用される丸太階段で整備された尾根伝いの道で登っていきます。
「まつまさ(旧 千早しいたけセンター)」の横を抜け高城茶屋を右に曲がると千早本道です。
ものの10分も歩くと最初の水飲み場が出てきます。
この頃には体が温もってきて、軽く汗ばんできます。
ウェアの調整のために軽い小休止です。
(水飲み場で小休止)
水飲み場を過ぎると、最初の急階段が行く手を阻みます。
あとで聞いた話では、この階段を登るときに溝口君は「こりゃあ駄目だ。とても山頂までは・・・」と思ったそうです。
階段を登り切ると、登山道には雪が見え始めます。
小休止をはさみながら、5合目まで登り、そこで各自用意した軽アイゼンやスパイクを装着しました。
(5合目の東屋にて)
|